低燃費で室内広々 老若男女の街乗りコンパクト
H28年4月にフルモデルチェンジしたトヨタのコンパクトカー「パッソ」。これまでは女性をターゲットとしていたが、性別やライフステージは限定せずに、老若男女を問わないデザインが特徴だ。また、「街乗りスマート・コンパクト」をコンセプトにコンパクトなボディながらも、ベンチシートで無駄なくスペースが使え、広々ゆったり。大人5人乗って荷物を積載してもラクラク快適。パッソというと、女性をイメージしがちだが、色展開も12種類と男女問わないカラーバリエーションも魅力的。さらに、走行中に前方のクルマや歩行者を認識して、ドライバーへの注意喚起や衝突の危険が高まった場合は緊急ブレーキで減速する「衝突回避支援ブレーキ機能」や、ペダルの踏み間違えた時に急発進を抑制する「誤発進抑制制御機能」も搭載。ビギナーやシニアにとっては、特にこうした高い安全装備は嬉しいところだ。また、パノラミックビュー対応ナビレディパッケージは、車両の前後左右に搭載した4つのカメラでクルマを真上からみているため、駐車が苦手な人にラクチン。もちろん、低燃費でお財布にもやさしく、5ナンバー枠に収まる手頃なサイズ感も軽自動車からのアップデートとしても選ばれやすい。
オススメのグレードは「モーダGパッケージ」。LEDフォグランプとアルミホイールなどの装備も充実。エクステリアも個性的なところもgood。
▼トヨタ パッソ モーダGパッケージ SPECIFICATION
全長×全幅×全高:3680×1665×1525㎜
車両重量:910㎏
ホイールベース:2490㎜
エンジン種類:直列3気筒DOHC
総排気量:996㏄
最高出力:69ps(51kW)/6000rpm
最大トルク:9.4kgf・m(92N・m)/4400rpm
JC08モード燃費:28.0km/L
サスペンション前:マクファーソンストラット式コイルスプリング
サスペンション後:トーションビーム式コイルスプリング
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
ブレーキ後:ドラム(リーディングトレーディング)
タイヤサイズ:165/65R14
乗車定員:5名
▼トヨタ パッソ(現行モデル)
相場価格
H28~R2年
49.8~145万円
(エムジェー調べ 2021年6月14日現在)
タマ数は比較的充実していると言える。スタンダードなパッソとパッソモーダの割合も大きくは変わらないが、相場のリーズナブルさがあるのはスタンダードモデル。人気が高いのはモーダ。
▼トヨタ パッソ 変遷
H16年6月 トヨタとダイハツが共同開発
初代パッソがデビュー
H22年2月 2代目パッソにモデルチェンジ
H28年4月 3代目にフルモデルチェンジ
今モデルよりダイハツ・ブーンのOEMモデルとなった
H30年10月 マイナーチェンジ
スマートアシストIIIへの変更など安全装備の拡充がおこなわれ、
モーダの意匠変更も敢行
H31年4月 特別仕様車「モーダチャーム」が発売。
通常のモーダとは異なる個性を加えた
▼UTILITY
コンパクトボディながら実用性のあるラゲッジを確保
コンパクトなボディながらラゲッジスペースは十分に実用的なスペースを確保していると言える。
▼ENGINE
低燃費が魅力のお財布にやさしいユニット
馬力は特筆すべきものではないが、優れた燃費性能は魅力的なユニット。2WDモデルで28.0km/L(JC08モード)の低燃費を誇る。
▼RUNNING
ビギナードライバーにも安心の取り回しの良さ
コンパクトボディで取り回しが良く、初心者ドライバーでも運転しやすい。車重は1トン未満の軽量で走りにも軽快さがある。
▼INTERIOR
シンプルかつ個性的なデザイン ベンチシートで足元もすっきり
前席はベンチシート採用で足元ゆったり。インパネまわりのデザインはシンプルながら程よく主張する個性が漂っている。
▼EXTERIOR
プレミアム感を演出する個性派モデル“モーダ”
現行モデルのパッソから従来のスタンダードなルックスのモデルに加え、よりエクステリアの個性を増したグレード“モーダ”をラインナップ。特にフロントマスクのデザインは大きく異なり、メッキパーツを要所にあしらいながらプレミアム感を演出している。
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