現代ファミリーのニーズをギュッと凝縮したパッケージ
ダイハツ・トールは今の国内自動車業界のニーズにマッチしたクルマと言えるだろう。取り回しの良いコンパクトなボディに省スペースでも使い勝手の良い両側スライドドア。十分な広さの室内空間、豊富なシートアレンジ、そして運転支援システムに優れた燃費性能。現代のファミリーにフィットする要素をギュッと凝縮したパッケージングを備えたトールの人気が高まっているのは当然のことだ。特に、トールは先んじて人気を博していたスズキ・ソリオのあとにデビューしたモデルとあり、充実した装備と完成度の高さも魅力となっている。
高年式の人気モデルながら意外と中古車市場でのタマ数は豊富。すでに四国内でも約40台ほどが登録されている。ゆえに、様々なグレード、条件から自分にピッタリの一台をじっくり選ぶことができる。もちろん高年式モデルなだけに低走行のモノが多く、状態の良い中古車を選ぶことができるのも嬉しいところだ。
おすすめグレードは「カスタムGSAⅡ」。中古車なら上級グレードでも新車時ほどの価格の開きがないことが魅力。カスタムグレードや上級グレードのカスタムG、なおかつ運転支援システムSAⅡを搭載しているモデルでも、お得な価格帯で探すことができる。
▼ダイハツ トール カスタムG SA II SPECIFICATION
全長×全幅×全高：3725×1670×1735㎜
車両重量：1080㎏
ホイールベース：2490㎜
エンジン種類：水冷直列3気筒DOHC12バルブ
総排気量：996㏄
最高出力：69ps(51kW)/6000rpm
最大トルク：9.4kg・m(92N・m)/4400rpm
JC08モード燃費：24.6km/リットル
サスペンション前：マクファーソンストラット式コイルスプリング
サスペンション後：トーションビーム式コイルスプリング
ブレーキ前：ベンチレーテッドディスク
ブレーキ後：ドラム（リーディングトレーディング）
タイヤサイズ：165/65R14
乗車定員：5名
▼ダイハツ トール（現行モデル）
相場価格
H28～31年
126～180万円
（Mj-net調べ 2019年3月11日現在）
H28年デビューの人気モデルということもあり、値落ち幅はやや狭い。しかし新車時に価格が高かったモデルなどは買いやすくなっている感あり。
▼ダイハツ トール 変遷
H28年11月 ダイハツ・トールデビュー。
同時にトヨタへ「ルーミー」、「タンク」をOEM供給。
スバルへ「ジャスティ」をOEM供給する
H30年5月 「販売会社特別仕様ベース車両」とカスタム用のディーラーオプション
「エアロスタイリッシュパック」の設定
H30年11月 衝突回避支援システムを「スマートアシストIII」に変更するなど一部改良。
ボディカラーの入れ替えもおこなった
▼RUNNING
ターボモデルは力強く、NAモデルでもストレスはなし
ターボ付きモデルの走りは力強く快適。コンパクトで軽量なボディでNAモデルでも走りにストレスはかからない。
▼INTERIOR
デザインで個性を生かしつつ、機能面にも抜かりなし
インパネまわりは個性的なデザインで魅せながら、機能面、視認性などにも優れている。加えて装備面も充実している。
▼ENGINE
24.6km/L（NAモデル）という低燃費も魅力的
優れた燃費性能も魅力のひとつ。NAモデルは24.6km/Lという低燃費。ターボモデルでも21.8km/Lと財布に優しい。
▼UTILITY
ボディは小さくても余裕たっぷりの車内空間
コンパクトなボディながら、ユーティリティスペースの広さに定評。とりわけ後席はフットスペース、ヘッドクリアランスともに余裕たっぷりで快適。
▼EXTERIOR
「カスタム」はより外観の個性を強調
ローフォルムのスタイルに2つの個性を持つデザインを採用。シンプルかつシャープなエクステリアのスタンダードモデルと、大型メッキグリルを採用し、より個性を強調したカスタムモデルがある。
0コメント