ライトユーザーにどハマり 記録的スマッシュヒット!
H26年1月にデビューし、瞬く間に爆発的な人気を博したスズキ「ハスラー」。軽自動車のコンパクトボディに本格クロスオーバーSUVテイストのデザインが加わり、何とも愛らしいカッコ可愛さがユーザーのハートをガッチリとキャッチ。老若男女の購買欲にダイレクトに訴求した。
ハスラーと同メーカーのスズキは「ジムニー」という本格軽クロスカントリー4WDもラインナップするが、街乗りメインのライト感覚でSUVを楽しみたいという市場の波にハスラーはピタリとハマった。もちろんそれもこの個性溢れるデザインがあってのスマッシュヒットであったことは言うまでもない。
このハスラー、小刻みに特徴のある特別仕様車をリリースしながら常に高い人気を維持してきたが、実はそろそろフルモデルチェンジのタイミングに差し掛かっている。今年10月末には次期ハスラーと思われるコンセプトモデルの東京モーターショーへの出展が発表されており、この年末年始に新型モデルが投入されることが濃厚とされている。そうなれば、この初代ハスラーは中古車としての旬を迎える。高い人気ゆえに比較的高値で推移してきた相場もモデルダウンで一気にこなれる可能性は高く、ここから年末年始にかけて現行ハスラーがお買い得になるのではと予想。今のうちにしっかりチェックしておきたい。
▼スズキ ハスラー Gターボ SPECIFICATION
全長×全幅×全高:3395×1475×1665㎜
車両重量:810㎏
ホイールベース:2425㎜
エンジン種類:水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボ
総排気量:658㏄
最高出力:64ps(47kW)/6000rpm
最大トルク:9.7kgf・m(95N・m)/3000rpm
JC08モード燃費:26.8km/リットル
サスペンション前:マクファーソンストラット式コイルスプリング
サスペンション後:I.T.L(. アイソレーテッド・トレーリング・リンク)式コイルスプリング
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
ブレーキ後:ドラム(リーディングトレーディング) タイヤサイズ:165/60R15 77H
乗車定員:4名
▼スズキ ハスラー (現行モデル)
相場価格
H26~R1年
52~178万円
(Mj-net調べ 2019年9月26日現在)
人気車であるがゆえ、市場にも多くの台数が出回っている。短いスパンでの小変更がされているため予算以外にも、自分に合った装備内容から選択することも考慮したい。
▼スズキ ハスラー 変遷
H26年1月 スズキ・ハスラーデビュー マツダへのOEM供給も開始
H26年10月 スズキ車として初めて 日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞
H26年11月 RJCカーオブザイヤー受賞
H26年12月 特別仕様車「Jスタイル」発売
H28年12月 特別仕様車「Fリミテッド」発売
H30年7月 特別仕様車「タフワイルド」発売
H30年11月 特別仕様車「ワンダラー」発売
▼UTILITY
フラットスペース生まれるリアシートアレンジ
車内スペースを有効に使ったラゲッジスペース。後席を折りたためば広いフラットスペースができ、使い勝手もバツグン。
▼ENGINE
32.0km/L(NA)という優れた低燃費を実現
自然吸気(NA)とインタークーラーターボ付きの2種類が用意されたパワートレイン。最高32.0km/Lという低燃費もやはり魅力。
▼RUNNING
パワフルではないが、 軽量ボディで走りも警戒
決してパワートレインはパワフルとは言えないが、車重810kgという軽量ボディで走りにストレスは感じない。
▼INTERIOR
エクステリアに負けない個性的なインテリアデザイン
圧倒的な個性を放つエクステリアに負けず劣らず、インテリアデザインも個性溢れる。インパネにはカラーパネルを採用し、彩りも豊かに。
▼EXTERIOR
漫画の世界から飛び出したようなデザイン
漫画の世界から飛び出てきたかのようなポップなデザインのエクステリアはこのハスラーの最大の魅力と言って良いだろう。スクエアなフォルム、細部のディテール、デザインにもこだわり、力強いSUV感 を演出している。
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