デイリーユースからレジャーまで
幅広く使える軽トールワゴン
H26年に登場したダイハツ「ウェイク」はデイリーユースからレジャーまで幅広い用途に使える新ジャンルの軽自動車を目指して開発された全高1835㎜の長身が自慢の軽トールワゴン。企画段階から45の使用シーンを想定し、各シーンで最適なクルマであることを目指して生まれたモデルだ。同メーカーの大ヒット車であるタントの「上を行く(ウエイク)」という強い思いで開発され、加えて「目覚める」を意味する英語の「WAKE」を引用し、「ワク ワクした気持ちを呼び覚ますクルマ」という思いも込めて命名されたという。
「ウルトラスペース」と称される室内高1455㎜は軽自動車の中で最も高く、小さな子どもなら車内で立つことも可能。レジャーシーンで活躍する様々な装備やオプションも設定されている。山でも海でも多彩なアウトドアを存分に楽しめるように考慮され、全車に撥水シートを採用して汚れを気にせずタフに使える仕様も特徴。水に濡れてもさっと拭き取れば良いだけで手入れも手軽だ。また、大人2人であれば車中泊にも十分な広さを兼ね備えているのも魅力。コロナ禍でアウトドア需要が高まる中では最適な1台にもなり得るだろう。ノンターボ/ターボ車、2WD/4WDから選ぶことができ、ライフスタイルに合わせた選択が可能だ。
▼ダイハツ ウェイク GターボSAII SPECIFICATION
全長×全幅×全高:3395×1475×1835㎜
車両重量:1020㎏
ホイールベース:2455㎜
エンジン種類:水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボ
総排気量:658㏄
最高出力:64ps(47kW)/6400rpm
最大トルク:9.4kgf・m(92N・m)/3200rpm
JC08モード燃費:23.8km/L
サスペンション前:マクファーソン・ストラット式コイルスプリング
サスペンション後:トーションビーム式コイルスプリング
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
ブレーキ後:ドラム(リーディングトレーディング)
タイヤサイズ:155/65R14 75S
乗車定員:4名
▼ダイハツ ウェイク(現行モデル)
相場価格
H26~R3年
42~152万円
(Mj-net調べ 2022年2月14日現在)
グレードを問わず100万円を切る中古車から探すことができる。コンディション重視であれば未使用車の選択肢もアリ。
▼ダイハツ ウェイク 変遷
H26年11月 ウェイクがデビュー、キャッチフレーズは「ドデカク使おう」
H27年6月 特別仕様車「モンベルver」、「波伝説ver」などを発売
H27年7月 トヨタへ「ピクシスメガ」としてOEM供給
H28年5月 一部改良。意匠変更およびバンパーガーニッシュをボディ同色に
それぞれ変更。フォグランプを全車標準装備
H28年6月 商用モデルの「ハイゼットキャディー」を発売
R3年5月 一部改良をおこなう
▼INTERIOR
実用性の高いインパネ角張ったデザインも個性的
視認性の良いセンターメーターや豊富な収納などインパネの実用面は抜群。角張ったデザインも個性的だ。
▼UTILITY
状況に応じて快適に使えるユーティリティスペース
車内のユーティリティスペースの広さもウェイクの大きな魅力。後席は左右独立のスライドが可能で状況に応じて快適に使える。
▼RUNNING
燃費性能も上々走りも安定感がある
ハイトワゴンで重心は高いものの、走りには安定感がある。燃費性能もライバルと同等。経済性も優れている。
▼UTILITY
広大なラゲッジスペースが魅力撥水加工施しタフに使える
後席を格納すれば広大なラゲッジスペースが。荷室や後席の背面に防水加工、シートには溌
水加工を施し、汚れを気にせず使える。
▼EXTERIOR
無骨さ演出し、S U Vライクなエクステリアに
顕著なスクエアシルエットが特徴のウェイクのフォルム。トールワゴンでありながら細部のデザインであえて無骨さを演出し、SUVライクなエクステリアで魅せる。全高は1,835mmとクラストップレベルの高さを誇り、その分、車内スペースを有効に使っている。
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