初心者に扱いやすいモデル 届出済未使用車はコスパ高い
視界の広さやハンドル操作の軽さなど、初心者ドライバーにも優しい運転のしやすさに定評のある三菱「ekワゴン」。飛び抜けた機能、スペックこそないものの、走行性能、居住性、コストパフォーマンスなど、バランスの取れた総合性能の高さで人気は上々だ。
そんなekワゴンも昨年フルモデルチェンジをおこない、今回紹介する先代モデルは中古市場においてよりお買い得感が増したと言える。全体的な相場がこなれてきたことはもちろん、コストパフォーマンスに優れた届出済未使用車が数多く出回るようになっていることも見逃せない。
届出済未使用車のメリットは多い。コンディションはほぼ新車と同等なのにも関わらず、車両価格は新車より抑えられ、諸費用も割安。コストパフォーマンスの高さで浮いたお金をオプションなどに費やすことで装備を充実させることだってできる。新車のようにボディカラーや細かなオプションを自分で選ぶことはできないが、市場でのタマ数が増えれば選択肢も広がり、より自分の好みに近づけることは可能となる。また、登録までの日数も中古車と同じなのもありがたい。
この春、初めてクルマを購入する新社会人や、買い物など日常使いとして使用する主婦の方などにはぜひおすすめしたい。
▼三菱 ekワゴン E SPECIFICATION
全長×全幅×全高:3395×1475×1620㎜
車両重量:830㎏
ホイールベース:2430㎜
エンジン種類:3気筒DOHC12バルブ
総排気量:659㏄
最高出力:49ps(36kW)/6500rpm
最大トルク:6.0kgf・m(59N・m)/5000rpm
JC08モード燃費:23.0km/リットル
サスペンション前:ストラット式
サスペンション後:トルクアーム式3リンク
ブレーキ前:ディスク
ブレーキ後:ドラム(リーディングトレーディング)
タイヤサイズ:155/65R14
乗車定員:4名
▼三菱 ekワゴン (先代モデル)
相場価格
H29~R1年
33~107万円
(Mj-net調べ 2020年1月7日現在)
デビューがH25年ということもあり相場の幅は広い。低走行で程度の良いモノを求めるのであればコストパフォーマンスの高い届出済未使用車がおすすめ。
▼三菱 ekワゴン 変遷
H13年10月:初代ekワゴンがデビュー
H18年9月:2代目にフルモデルチェンジ
H25年6月 :三菱と日産の合弁会社NMKVにより開発された3代目モデルがデビュー
(日産ではデイズとして販売)
H26年12月:安全装備「e-Assist」を新グレードに採用
H27年10月:マイナーチェンジ。
グレードを見直すとともにマルチアラウンドモニターなどを追加。
外観の意匠変更も
H31年3月:現行にフルモデルチェンジ
▼INTERIOR
扱いやすいデザインのインパネ質感もお値段以上
シンプルながらまとまりのあるデザインでスイッチ類も扱いやすいところに配置。視認性も高く、質感もお値段以上。
▼ENGINE
25.8km/Lという低燃費を実現するMIVECエンジン
3気筒DOHC12バルブのMIVECエンジンを搭載。過給機は搭載しないが、25.8km/L(Mグレード)という低燃費を実現する。
▼UTILITY
コンパクトなボディながら実用的なキャビンスペース
取り回しの良いコンパクトボディながら、実用的なキャビンスペースを確保。後席を倒せば広いラゲッジスペースもできる。
▼RUNNING
実用域での走りにストレスなし軽快にドライブをエンジョイ
決してパワフルとは言えないものの、実用域での走りにストレスは感じない。経済性に優れ、軽快かつ手軽にドライブが楽しめる。
▼EXTERIOR
躍動感のある精悍なフォルムに刷新
スクエアでオーソドックスなスタイルだった2代目モデルに比べ、グッとスタイリッシュになったエクステリア。精悍かつシャープなフロントマスクをはじめ、躍動感のあるフォルムも人気のひとつ。老若男女に支持されている。
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