新型フィット2月デビューで先代モデルにも注目集まる
もはや国産コンパクトカーを代表する一台とも言えるホンダ・フィットが今年2月、ついに4代目へフルモデルチェンジをおこなう。新型モデルへの注目が高まるのは当然のことだが、中古車目線としては、モデルダウンし、先代モデルとなるフィットにも注目したい。
初代、2代目に続き、3代目フィットも当然のごとくヒットした人気モデル。初代からの設計思想を継承しつつ、パワートレインや車体を新設計にしたことでベース性能はさらにワンランク向上している。さらに「 EXCITING H DESIGN!!! 」というデザインコンセプトを定義し、世界レベルのコンパクトカーとしてのベンチマークを目指した。
先代モデルより全長およびホイールベースは拡大されたが、コンパクトカーとしての手軽さは健在。さらにキャビン、ラゲッジスペースが広くなったことで、もともと評価の高かった使い勝手の良さはさらに向上した。
パワートレインは全面刷新。すべてのエンジンがSOHCからDOHCに切り替えられた。動力性能が上がったことに加え、アイドリングストップを採用することで燃費は 26 ・㎞/ℓ( 13G・JC 08 モード)に大きく向上。
プラットフォームも新設計となり、初代から続くセンタータンクレイアウトを継承しつつ、室内空間やパッケージの自由度を最大限に高め、さらなる軽量化と高剛性化を実現している。
▼ホンダ フィット 13G・S ホンダセンシング SPECIFICATION
全長×全幅×全高:4045×1695×1525㎜
車両重量:1070㎏
ホイールベース:2530㎜
エンジン種類:水冷直列4気筒DOHC16バルブ
総排気量:1317㏄
最高出力:100ps(73kW)/6000rpm
最大トルク:12.1kgf・m(119N・m)/5000rpm
JC08モード燃費:24.2km/リットル
サスペンション前:マクファーソン式
サスペンション後:車軸式
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
ブレーキ後:ドラム(リーディングトレーディング)
タイヤサイズ:185/60R15 84H
乗車定員:5名
▼ホンダ フィット (先代モデル)
相場価格
H25~R1年
50~210万円
(Mj-net調べ 2020年2月7日現在)
H25年デビューモデルのため、相場幅は広く、50万円台から選ぶことができる。低走行で程度の良いモノであれば登録済未使用車も選択肢に入ってくる。
▼ホンダ フィット 変遷
H13年6月 初代フィットがデビュー
H19年10月 2代目にフルモデルチェンジ
H22年10月 マイナーチェンジと同時に フィットハイブリッドがデビュー
H25年10月 3代目にフルモデルチェンジ。 同時にハイブリッドもリリース
H29年6月 マイナーチェンジ。 外観の意匠変更をおこない、新たなボディカラーを設定
H30年7月 コンプリートカー 「Modulo style」を発売
R2年2月 4代目にフルモデルチェンジ
▼INTERIOR
扱いやすく、質感も向上したインテリアデザイン
スイッチ類をセンターパネルにまとめ、操作性の良さに加え、質感もグンと向上したインテリア。
▼ENGINE
新たに開発したエンジン採用し、さらに経済的になった
2代目モデルからパワートレインも刷新。1.3Lエンジンおよび1.5Lエンジンを新開発し、燃費性能はさらに良くなった。
▼UTILITY
社内スペースの広さ、使い勝手の良さは◎
キャビンおよびラゲッジスペースの広さはこのジャンルの中でも随一。使い勝手の良さではアドバンテージがある。
▼RUNNING
機敏な走りも魅力 後期モデルは安全性能もアップ
燃費の良さもさることながら、機敏な走りもフィットの魅力のひとつ。マイナーチェンジ後のモデルはホンダセンシングも搭載され安全性能も向上。
▼EXTERIOR
塊感を持たせ、力強さ強調したフォルム
エクステリアのイメージを2代目モデルから大きく刷新。全体に塊感を持たせ、フロントマスクには先進的イメージの「Solid Wing Face(ソリッド ウイングフェイス)」を採用している。
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