MINIシリーズの中でも さらに強い個性を放つ
そのルックスはひと目見ただけで誰もが〝MINI〞だとわかる個性を持つ。ハッチバックやツーリングワゴン、コンバーチブルなど、様々なラインナップを展開し続けるMINIだが、その中でもさらに強い個性を放つモデルがMINIクロスオーバーと言って良いだろう。
H 23 年にシリーズ初の4ドアボディを有するMINIとしてデビューしたクロスオーバーは、〝コンパクトで可愛らしい〞というそれまでのMINIのイメージを良い意味で覆した。MINIならではの愛らしさを残しながらも、メリハリのある迫力あるデザインを持ち、そのギャップが絶妙な魅力となり、ユーザーに高い人気を誇った。
そしてH 29 年には現行タイプのクロスオーバーがデビュー。ボディサイズはさらにひと回り大きくなり、それに比例して個性も増した。また、パワーユニットのラインナップも実に豊かだ。スタンダードなガソリンエンジンはもちろん、先代モデルで好評だったターボディーゼルエンジンや「ジョンクーパーワークス」に搭載されるハイスペックユニットも引き継がれただけでなく、この現行モデルでは新世代ハイブリッドユニットもラインナップに加わった。もちろん、MINIならではの彩りを加えた特別仕様車の豊富さも魅力。さらに広がりを見せた個性の中から自分だけの一台がチョイスできる。
▼MINI クロスオーバー ジョンクーパーワークス SPECIFICATION
全長×全幅×全高：4315×1820×1595㎜
車両重量：1630㎏
ホイールベース：2670㎜
エンジン種類：直列4気筒DOHCターボ
総排気量：1998㏄
最高出力：231ps(170kW)/5000rpm
最大トルク：35.7kgf・m(350N・m)/1450～4600rpm
JC08モード燃費：14.0km/リットル
サスペンション前：マクファーソン・ストラット
サスペンション後：マルチリンク
ブレーキ前：ベンチレーテッドディスク
ブレーキ後：ディスク タイヤサイズ：225/50R18
乗車定員：5名
▼MINI クロスオーバー （現行モデル）
相場価格
H29～R1年
258～429万円
（Mj-net調べ 2020年4月11日現在）
H29年（2017年）の高年式デビューであることを考えると比較的相場はこなれている印象。先代も依然人気は高いが、現行も人気上昇中でタマ数も決して少なくない。
▼MINIクロスオーバー 変遷
H22年9月 MINI初のクロスオーバーSUVとして初代クロスオーバーが欧州でデビュー
H23年1月 日本国内でデビュー
H25年1月 ハイエンドグレードとなるジョンクーパーワークスを追加
H26年9月 ターボディーゼルエンジン搭載モデルが追加
H29年2月 現行クロスオーバーがデビュー
H29年5月 ハイエンドグレードのジョンクーパーワークスを追加
▼INTERIOR
インテリアデザインの個性もセンスがキラリと光る
エクステリアだけでなく、インテリアデザインの個性でも魅せるのがMNIシリーズの特徴。質感の高さも光る。
▼ENGINE
様々なタイプのパワーユニットを揃える
ガソリンエンジンからトルクフルなディーゼル、ハイブリッド、最高出力231馬力を発揮するエンジンまでパワーユニットも様々。
▼UTILITY
十分な容量を確保したラゲッジスペース
MINIのラインナップで最もボディサイズが大きいモデルとあり、ラゲッジスペースも十分な容量を確保している。
▼RUNNING
クロスオーバーならではの走破性の高さも魅力
車高が高く、多くのグレードで4WDを備えるクロスオーバータイプなので、もちろん走破性の高さは魅力。活躍するシーンを選ばない。
▼EXTERIOR
MINIらしさにSUVテイストを融合
全長、全幅、全高ともに先代モデルよりもサイズアップし、存在感がさらに増した現行モデル。MINIらしいポップで奥ゆかしい個性を持ちつつも、SUVテイストを融合し、力強さも演出している。
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